Letter Arts Review 27:2
十数年前から購読していたUSA発行の”Letter Arts” global magazine!
長年掲載されているアーティストの作品を見ながら憧れていたものです。
“Letter Arts Review” is an indispensable creative resource…packed with stimulating and motivating examples which create an enviroment that will nurture your talent & cultivate your skills. The magazine for the international spectrum of letter design for all who love letters and make letters
-Hermann Zapf-
いよいよ”若さ”だけでは通用しない年になったのもあり、少し前からそろそろ私も挑戦するべきではないか・・・と自分への問いかけで1年に一度の”The Annual Juried Issue”に応募しました。
嬉しいことに、2回目の挑戦で掲載してもらいました!(実は前回は落選しました。)
私達のやっている”Calligraphy”は完全に海外からの文化芸術であり、やはり海外で評価されれば、それはこの上なく嬉しいものです。
私の周りは度肝を抜くほどの才能を持っていて、尊敬してやまない先輩&同年代カリグラファーがたくさんいます。
その中の何人からか掲載された作品の感想とともに、とても温かいウルウルするお祝いメールをいただきました。
お祝い・・・そうか掲載してもらったら・・・やっぱり光栄なんだ。ますますモチベーションがあがりました。
”Letter Arts Reviewがすべてではありませんが、海外の人たちと同じ土俵の上で評価されるということは、1つの自信になりますよね。これからも益々活躍しましょう!”と先輩。
これからも自分のスタイルを作り上げて行きたいです。
ところで、今回掲載していただいた作品”Blessing of Light”はちょうど震災が起こったときに心を落ち着かせる意味もありモクモクと書き続けていた言葉を形にしました。
”暗闇を経験して抜け出せた人は光の有難さが分かる、そしてまた輝くことが出来る”というのが私の思いです。
見ての通り、キャンドルの形を文字で構成しています。
キャンドルの形、それは四角、丸、三角・・・これは文字の基本構成と同じだと思い、すべてROMANの比率にしています。
ただ、二分の一の幅のみ完成しきれず提出してしまったことが悔いでした。
![Blessing of Light....](http://ninogra.com/wp-content/uploads/2013/DSCF1076-300x225.jpg)
Blessing of Light….
提出した後に書いた二分の一幅。
これは昨年末の作品展の時、展示&カードにしたものです。
本当はこのデザインも続く予定でした・・・。
また新たなテーマで色々作り続けようと思います。