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9月 4 2019 my calligraphy time with swallows 二十四節気 七十二候
二十四節気は半月毎の季節の変化を示し、七十二候はこれをさらに約5日おきに分けて、気象の動きや動植物の変化を知らせるということ。
私の愛するツバメさんも七十二候の中にしっかりといます。
清明 玄鳥至(つばめきたる)4月5日〜4月9日(2019年)
白露 玄鳥去(つばめさる) 9月18日〜9月22日(2019年)
今年、我が家にツバメさんが南の国から海を渡ってやって来たのは3月13日、去って行ったのは8月29日。 (まだ山や田んぼには幼鳥ツバメさんたちはいます。)
驚くことに今年は居心地の良さ?からかルースコロニー化し、7組が営巣&11回の子育てを見守りました。
その間、誕生し無事に巣立つことが出来たツバメちゃんは45羽。
7年目にしてなんと”101羽のツバメちゃん(雛ちゃん)”の誕生です。
過去6年間の見守りとは違い・・・かなり波乱万丈な見守りで一時は参りましたが、今となっては全てが貴重な経験です。
一期一会の気持ちで”親ツバメ版”、”子ツバメ版”、”親子ツバメ版”とメモリー動画を作りIGTVに載せましたので、ぜひ見てください。(親心)
NINOGRA’s swallows memories in 2019
そしてかなりのスランプに陥ってた私は、この間に”自分のための作品”を1つでも作りたいと思って取り組んでいました。
全てはツバメさんからのインスピレーションで、今の私の心を歌っています。
作品ページに全貌を載せましたが、ここから私の新しい世界を作り出したいと思います。
1月 16 2019 memories from 2018〜ベルギー・オランダへ旅③ オランダへの旅
16世紀から17世紀にかけてが黄金時代であった”The golden age of Dutch calligraphy”。
とても勇気がいることだったけれど、二人で手分けして日本からRijksmuseum Amsterdam(アムステルダム国立美術館)とAmsterdam University Libraryに連絡をとってみることに。果たして大学関係者でもない日本人カリグラファーに門を開いてくれるだろうかと不安の気持ちで一杯でした。
光栄なことに二人の気持ちは通じ、快くたくさんの資料を見せていただけました。
Rijksmuseumのreading roomでは人間の手で書いたとは到底思えない精巧なオリジナルを目の前に、ルーペを使って穴があくほど鑑賞しました。気がつくと4〜5時間いた様子。二人とも目の下が真っ黒に。信じられないものを観てしまったという興奮と感動で自然と涙が溢れ出していました。
Amsterdam University Libraryではカリグラフィー的な観点で質問する二人に、大学で発行された書籍を紹介してくれました。ほぼオランダ語ですが・・・。専門的な分野なので英語、オランダ語で理解することはかなり大変ですが、今後少しずつ読み解いて行きたいと思います。
不思議なことに、現代カリグラフィー界ではこの分野の書籍はあまり存在しません。現地のカリグラファー達に聞いてもあまり興味がない様子。歴史的な何かがあるのか、言語紛争の影響か・・・。
何はともあれ、ベルギー・オランダへの旅は二人にとってこの上ない幸せなものでした。
学べるって最高の贅沢!
必ず今後に活かして行きたいと思います。
1月 14 2019 Letter Arts Review 31:1 & 31.2 The Annual Juried Issue 約2年間放置していたブログ、今年から大切な記録は最小限残していきたいと思います。
アメリカのレターアート季刊誌、”Letter Arts Review 31:1 The Annual Juried Issue”(2017年発行)、”Letter Arts Review 31:2 The Annual Juried Issue”(2018年発行)に入選しました。
2点とも思い入れがあったので、この上ない喜びとなりました。
Letter Arts Review 32:1 The Annual Juried Issue
Letter Arts Review 31:1 The Annual Juried Issue